「体調がなんとなく優れない」「年齢とともに不調が増えてきた」。
そんな悩みを抱えていた56歳の葛西さんが、“1週間だけ”試してみたのがグルテンフリー食でした。すると、少しずつ身体が変化しはじめ、半年後には想像を超える成果が。
この記事では、葛西さんの実体験をもとに、グルテンフリーの効果と続ける上でのリアルな気づきをまとめます。
1週間チャレンジを始めた背景
プロフィール

名前:葛西 利昭(Toshiaki Kasai)
年齢:当時56歳
身長:172cm/体重:95kg/腹囲:95cm
健康状態:高血圧・高血糖・高尿酸(医師からの直接指導はなし)
悩んでいた症状:
- 左膝に水がたまる
- 睡眠時無呼吸
- 膨満感・慢性の下痢
- 昼食後の強烈な眠気
- 体がひねれない(柔軟性の低下)
「医者に言われたわけじゃない。でも、自分でもヤバいと思った」
そんな切迫感から、2021年6月1日からグルテンフリー生活をスタートします。
「グルテンフリー1週間」で起きたこと
1週間経った時点で、大きな変化はありません。
しかし、「膨満感が減ったかも」「お腹の調子が少し整ってきた気がする」――そんなわずかな手応えが出てきます。
食事は「厳密すぎず・でも意識して小麦を避ける」程度でスタート。
例えば:
- ビール → 赤ワイン、日本酒
- 麺類 → ビーフン
- 揚げ物 → 小麦粉なしで片栗粉の唐揚げ
- 主食 → 白米、玄米、十割そば
1ヶ月後の変化:気分がスッキリ
6月30日時点では、体重は2kg減(93kg)。
目標は「痩せる」ではなかったものの、体が軽くなり始め、「なんとなく調子が良い」実感が出てきました。
半年間続けた結果:15kg減&生活改善
そのまま12月までグルテンフリーを継続。
気づけば、以下の変化が起こっていました:
- 左膝の腫れ → 改善(整形外科いらず)
- 下痢 → 改善(薬も不要に)
- 膨満感 → 解消
- 昼の強烈な眠気 → ほぼ消滅
- 柔軟性 → 改善、運動もできるように
- 体重 → 15kg減で 80kg台へ突入
「数値目標よりも体の“快調さ”を感じられたことが嬉しかった」と語ります。
続けるうえでのリアルな苦労
- 外食で選べるメニューが少ない
- 調味料の“隠れ小麦”に注意が必要
- コンビニ食はほとんど選択肢なし
それでも葛西さんは「完全じゃなくていい。7割グルテンフリーでいいと思ってる」と語ります。
現在とこれから
- 体重は80kg前後を維持
- 薬代はかからず、体も動きやすい
- とんかつ・天ぷら・ビールも「時々楽しむ」
- 基本はグルテンフリーを意識しながら生活継続中
「我慢よりも、“自分の体が楽になる感覚”を優先した。お金をかけずに体調が良くなったのは大きな収穫です」
まとめ:やってみると、意外といける
1週間から始まったグルテンフリー生活。
続けるコツは、「完璧じゃなくても、変化を感じること」。葛西さんのように、ストイックすぎないスタイルでも、しっかり成果は出るとわかりました。
✔ なんとなく不調が続いている
✔ 小麦に依存してる気がする
✔ 変わりたいけど、何をすればいいかわからない
そんな方こそ、まずは「1週間チャレンジ」から始めてみては?